学校紹介 | 飛鳥小学校の植物

飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の植物[しょくぶつ]

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の敷地内[しきちない]には、たくさんの植物が[しょくぶつ]あります。季節[きせつ]によって、色[いろ]とりどりの花[はな]を咲[さ]かせてくれているものから、どっしりとかまえて児童[じどう]を見守[みまも]ってくれているものもあります。このページでは、これらの植物[しょくぶつ]を紹介[しょうかい]します。どんな植物[しょくぶつ]にも名前[なまえ]があります。少[すこ]しでも身近[みぢか]な植物[しょくぶつ]に興味[きょうみ]をもってもらえれば、うれしいです。


 また、このページをつくってから、たくさんの人[ひと]に見[み]てもらっていること、本当[ほんとう]に、ありがとうございます。

アサガオ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の中校舎[なかこうしゃ]と南校舎[みなみこうしゃ]に囲[かこ]まれたところには、児童[じどう]がたくさんの植物[しょくぶつ]を植[う]えています。本校[ほんこう]は、奈良公園[ならこうえん]の近[ちか]くということもあり、しばしば運動場[うんどうじょう]などに鹿[しか]が入[はい]ってくることがあります。そのため、児童[じどう]が植物[しょくぶつ]を植[う]えている場所[ばしょ]には鹿[しか]が入[はい]らないように児童下校後[じどうげこうご]は、仕切[しき]りで閉[と]じています。


 児童[じどう]の植[う]えたアサガオが、左写真[ひだりしゃしん]のように無事[ぶじ]に育[そだ]ってきれいな花[はな]を咲[さ]かせています。

カエデ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の敷地内[しきちない]のいたる所[ところ]にカエデがあります。カエデの名前[なまえ]の由来[ゆらい]は、カエルの手[て]に似[に]ていることからと言[い]われています。モミジとも呼[よ]ばれますが、モミジは秋[あき]の紅葉[こうよう]の樹木[じゅもく]の総称[そうしょう]として言[い]われることが多[おお]い日本独自[にほんどくじ]の呼[よ]ばれ方[かた]です。


 春[はる]や夏[なつ]は緑色[みどりいろ]の葉[は]ですが、秋[あき]になると赤色[あかいろ]の葉[は]になります。今[いま]、秋[あき]の紅葉[こうよう]が見[み]ごろを迎[むか]えています。 

サクラ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の正門[せいもん]すぐそばに、サクラがあります。桜[さくら]は菊[きく]と共[とも]に日本[にほん]の国花[こっか]です。春[はる]になると一斉[いっせい]に花[はな]が開[ひら]き、しばらくすると一斉[いっせい]に散[ち]る桜[さくら]は、日本[にほん]の季節[きせつ]や文化[ぶんか]を感[かん]じる花[はな]です。ちなみに、奈良県[ならけん]の花[はな]も奈良市[ならし]の花[はな]も八重桜[やえざくら]です。


 また、この写真[しゃしん]は入学式[にゅうがくしき]の時[とき]の写真[しゃしん]です。サクラは、日本[にほん]の入学式[にゅうがくしき]を象徴[しょうちょう]する花[はな]とも言[い]えます。

スイレン

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の西館[にしかん]の東[ひがし]には、スイレンがあります。この花[はな]は、古[ふる]くからエジプトという国[くに]では、神聖[しんせい]な花[はな]とされていました。花[はな]が咲[さく]くのは、夏[なつ]から秋[あき]の季節[きせつ]です。


 水面[すいめん]に浮[う]かぶように葉[は]や花[はな]をつけます。ちなみに、よく似[に]たハスの花[はな]は、水面[すいめん]から1m[メートル]以上[いじょう]高[たか]く茎[くき]をのばした先[さき]に咲[さ]きます

タンポポ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]のあちこちにタンポポが咲[さ]いています。タンポポといえば、この黄色[きいろ]の花[はな]が有名[ゆうめい]ですが、これは実[じつ]は、小[ちい]さな花[はな]が集[あつ]まったもので、菊[きく]の仲間[なかま]です。


 タンポポの花[はな]は成長[せいちょう]すると、白[しろ]い綿毛姿[わたげすがた]になります。この綿毛[わたげ]が風[かぜ]に吹[ふ]かれて、あちこちに飛[と]んでいき、そこでまた成長[せいちょう]します。タンポポの根[ね]は、長[なが]くなる時[とき]は1m[メートル]以上[いじょう]になります。それだけ生命力[せいめいりょく]の強[つよ]い植物[しょくぶつ]とも言[い]えます。

ツツジ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の西館[にしかん]の東側[ひがしがわ]にツツジがあります。花[はな]は4~5月[がつ]に、白色[しろいろ]や赤色[あかいろ]の花[はな]を咲[さ]かせます。学校[がっこう]や家[いえ]の庭[にわ]など、生[い]け垣[がき]などにもよく植[う]えられています。


 花[はな]びらに特徴[とくちょう]があることから、中学校[ちゅうがっこう]に入学[にゅうがく]してからすぐに、このツツジのことを中学校[ちゅうがっこう]の理科[りか]で学[まな]びます。さて、花[はな]びらにどんな特徴[とくちょう]があるか、それは中学校[ちゅうがっこう]の理科[りか]をお楽[たの]しみに。

ドクダミ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の日陰[ひかげ]のあちこちにドクダミの花[はな]が咲[さ]いています。ドクダミは、独特[どくとく]のにおいがあり、太陽[たいよう]の陽[ひ]のあたりにくい湿[しめ]ったところに多[おお]く生息[せいそく]しています。


 ドクダミの花[はな]の名前[なまえ]は、毒[どく]を迎[むか]えるという意味[いみ]に由来[ゆらい]しているといわれています。その生命力[せいめいりょく]と解毒作用[げどくさよう]があるといわれて薬草[やくそう]としても使用[しよう]されました。

ナス

 児童[じどう]の育[そだ]てたナスが順調[じゅんちょう]に育[そだ]っています。ナスは春[はる]に種[たね]をまいて、夏[なつ]に収穫[しゅうかく]される夏野菜[なつやさい]の代表[だいひょう]です。今[いま]から収穫[しゅうかく]が楽[たの]しみです。


 元々[もともと]はインド原産[げんさん]で、現在[げんざい]は日本[にほん]だけでなく、世界中[せかいじゅう]で栽培[さいばい]されています。ナスは、夏[なつ]の暑[あつ]さにもよく耐[た]えて、雨[あめ]にも比較的[ひかくてき]強[つよ]いことから、これだけ広[ひろ]まったと考[かんが]えられます。

ハナミズキ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の前[まえ]にある駐車場[ちゅうしゃじょう]に、ハナミズキがあります。ハナミズキは、北[きた]アメリカに元々[もともと]あった花[はな]で、アメリカを代表[だいひょう]する樹木[じゅもく]です。


 花[はな]は4月[がつ]から5月[がつ]にかけて開花[かいか]します。日本[にほん]では、ちょうど桜[さくら]が咲[さ]いた後[あと]の時期[じき]になります。ハナミズキの花[はな]のように見[み]えている部分[ぶぶん]は、実[じつ]は葉[は]の一部[いちぶ]です。

ビオラ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の中校舎[なかこうしゃ]のすぐ南[みなみ]の花壇[かだん]にビオラが植[う]えられています。ビオラは、開花時期[かいかじき]がとても長[なが]く、手入[てい]れすればどんどん花[はな]が咲[さ]くために、最近人気[さいきんにんき]の花[はな]です。


 ビオラはスミレの仲間[なかま]です。昔[むかし]は、花[はな]の大[おお]きさで大[おお]きいものをパンジー、小[ちい]さいものをビオラと呼[よ]んでいたそうですが、今[いま]はいろんな品種[ひんしゅ]が開発[かいはつ]され、区別[くべつ]できなくなっているそうです。

ヒマワリ

 この写真[しゃしん]は、7月[がつ]19日[にち]現在[げんざい]の地域[ちいき]の人権[じんけん]の方[かた]からいただいたヒマワリの成長[せいちょう]している様子[ようす]です。夏[なつ]に向[む]けて、どんどん大[おお]きくなっています。


 ヒマワリは、菊[きく]の仲間[なかま]で、夏[なつ]に大[おお]きな花[はな]を咲[さ]かせます。元々[もともと]は、北[きた]アメリカ大陸[たいりく]で自生[しせい]していた植物[しょくぶつ]です。英語[えいご]では「Sunflower(太陽[たいよう]の花[はな])」と言[い]います。花言葉[はなことば]は、憧[あこが]れです。

フジ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]運動場[うんどうじょう]の南東[なんとう]に藤棚[ふじだな]があります。ここで育[そだ]っている植物[しょくぶつ]は、もちろんフジです。このフジはマメ科[か]の植物[しょくぶつ]です。花言葉[はなことば]は、「やさしさ」や「歓迎[かんげい]」で、花[はな]は春[はる]に白[しろ]や紫[むらさき]の花[はな]を咲[さ]かせます。


 藤[ふじ]という漢字[かんじ]は、上[うえ]にのぼる植物[しょくぶつ]という意味[いみ]があるそうで、元々[もともと]は「つるをつくる植物[しょくぶつ]」という意味[いみ]だったそうです。すぐ近[ちか]くの春日大社[かすがたいしゃ]の藤[ふじ]も非常[ひじょう]に有名[ゆうめい]です。その春日大社[かすがたいしゃ]は藤原氏[ふじわらし]と非常[ひじょう]に深[ふか]いつながりがあります。

ペチュニア

 ペチュニアは、もともとは南[みなみ]アメリカという大陸[たいりく]に自生[じせい]していた植物[しょくぶつ]でした。そこから、ヨーロッパやアメリカで品種改良[ひんしゅかいりょう]が進[すす]み、日本[にほん]の会社[かいしゃ]が品種[ひんしゅ]の商業化[しょうぎょうか]に成功[せいこう]しました。


 雨[あめ]に強[つよ]く大[おお]きく育[そだ]ち、花[はな]が咲[さ]く期間[きかん]も長[なが]いため、初心者[しょしんしゃ]でも育[そだ]てやすく、大人気[だいにんき]の花[はな]です。開花期[かいかき]は春[はる]~秋[あき]です。

マツ

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の西館[にしかん]中央[ちゅうおう]、正門[せいもん]から入[はい]って正面[しょうめん]の校舎[こうしゃ]の中央[ちゅうおう]で大[おおき]きく成長[せいちょう]しているのは、マツです。日本人[にほんじん]にとって、最[もっと]も親[した]しみのある植物[しょくぶつ]といってもいいと思[おも]います。


 土地[とち]の名前[なまえ]や氏名[しめい]でも、この「松[まつ]」を使用[しよう]しているのが多[おお]くあります。つまり、それだけ日本[にほん]の多[おお]くの地域[ちいき]で植[う]えられていて、きれいな景色[けしき]をつくっていたことが分[わ]かります。

マリーゴールド

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の西館[にしかん]北東[ほくとう]の角[かど]の花壇[かだん]に、環境委員[かんきょういいん]さんがマリーゴールドを植[う]えてくれました。マリーゴールドは、暑[あつ]さに強[つよ]く開花時期[かいかじき]も長[なが]いため、最近[さいきん]、人気[にんき]の花[はな]です。


 マリーゴールドの花[はな]の色[いろ]はオレンジ色[いろ]や山吹色[やまぶきいろ]で、花言葉[はなことば]は、「悲[かな]しみ」「変[か]わらぬ愛[あい]」です。

モッコク

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]北館[きたかん]の南東[なんとう]に植[う]えているモッコクはツバキの仲間[なかま]です。まだまだ小[ちい]さいですが、これから成長[せいちょう]して、どんどん大[おお]きくなります。花[はな]も咲[さ]きますし、ツバキの仲間[なかま]独特[どくとく]のツヤツヤした葉[は]に特徴[とくちょう]があります。


 「江戸五木[えどごぼく]」や「三大庭木[さんだいにわき]」にも数[かぞ]えられるなど、庭[にわ]などに植[う]える観賞用[かんしょうよう]として、とてもよく植[う]えられる樹木[じゅもく]です。

ラン

 飛鳥小学校[あすかしょうがっこう]の校長室[こうちょうしつ]には、きれいなランの花[はな]があります。このランの花[はな]は、校長先生[こうちょうせんせい]が尊敬[そんけい]している大好[だいす]きな先輩[せんぱい]の先生方[せんせいがた]からいただいたものです。


 このランはコチョウランといって、お祝[いわ]いで贈[おく]られることの多[おお]い花[はな]です。贈[おく]り物[もの]でよく使[つか]われる理由[りゆう]は、ランの花言葉[はなことば]は「幸福[こうふく]が飛[と]んでくる」だからと言[い]われています。見[み]た目[め]が豪華[ごうか]できれい、そして大切[たいせつ]に育[そだ]てるとずっと花[はな]が咲[さ]いているそうです。私[わたし]も大切[たいせつ]に育[そだ]てています。

登録日: 2021年6月15日 /  更新日: 2021年12月1日